2019年11月26日 15:45

自社開発の水中ドローンを軸に水中の課題を解決する筑波大学発のスタートアップ、FullDepthは、このたび産業用水中ドローン「DiveUnit300」の販売を開始した。

本製品は、本体・セントラルユニット(ノートPC・通信機器など)・テザーユニット(ケーブル)の3点セット。水中を自由に移動できる7基のスラスターで、構造物などの調査・点検に必要な横への平行移動も可能。また、ワンタッチで取り外しできるバッテリーを搭載しており、船上でスペアのバッテリーに差し替えることで長時間の潜航が可能となる。ケーブルを本体から取り外せるため人の手で持ち運べるうえ、宅配便でも運搬できる。国産メーカーならではの安定性・堅牢性を重視して開発された。

なお販売開始にあたり、同社(東京都台東区蔵前)1階のプールにて12月19日10時~12時に販売開始イベントを開催。「DiveUnit300」のデモンストレーションを行う。