2019年11月20日 15:18

県立広島大学の庄原キャンパスでは,「キャベツの大規模経営モデル」に県など関係機関が位置付けている庄原市内の農場で、11月25日、スマート農業の実証実験を行う。
農業生産法人の(株)Vegetaが保有する75ha(ヘクタール)のキャベツ農場は、スタートから5年ほどで中国地方で最大規模の農場に成長した。さらなる規模拡大を目指し、まずは農場を100ha以上とすべくAIやIOTを駆使した「スマート農業」の実現を進める。作業の効率化と省力化が目的で,当日はドローンによる農薬散布,機械化が難しいといわれてきたキャベツの、専用機器による全自動の収穫作業などの実験を公開する。
農場内ではスマート農業に使う機器やシステムを解説するパネルを展示。農場で生産したキャベツを使った「焼きそば」や、イノシシの肉を使った「猪汁」も販売する。また農場近くの集会所では、実証内容の説明会も開催する予定。