2019年11月15日 09:36

凸版印刷は、安全教育VRコンテンツ「安全道場VR」を、製造業向けに11月14日より提供開始する。

近年、製造業の生産現場において、AIやIoTなどの導入による製造プロセスの高度化や省力化が進むにつれて、危険要因が見えにくくなり、従業員の危険に対する感度が薄れてしまうことが社会問題となっている。これを受け凸版印刷は、安全に関する体感教育ができる施設「トッパングループ安全道場」を2010年に開設。しかし、「安全道場」まで足を運ばなければ受講することができないという課題があった。

「安全道場VR」は、凸版印刷の持つVRコンテンツ製作の知見や「トッパングループ安全道場」の運営ノウハウを活かして製作。実際に起こりうる労働災害を再現した全7つのVRコンテンツを収録しており、ヘッドマウントディスプレイを用意するだけで簡単に体験が可能となった。労働災害ゼロを目指して、社内だけでなく社外に向けても広く提供を開始する。

凸版印刷