2019年11月13日 17:45

日本福祉事業者協会は、SDGsの動きを受け、2019年12月より、社会起業家育成プログラムについての説明会を全国で開催する。本プログラムは2016年にスタート。2019年11月現在、プログラム参加者は286名、同参加者により全国で253棟の障がい者向けグループホームの立上げ実績がある。

障がい者の人口は年々増え続けているのに対し、精神病院の病床は減り続けていく傾向となっており、日本ではその退院先の受け皿として、グループホームの数が圧倒的に不足しているのが現状。

同協会では、今月開催されている、就労支援分野での開業支援事業に続き、「福祉事業経営のプロフェッショナル」を育成するため、12月6日より、東京、名古屋、大阪、福岡の4大都市でプレセミナー&事業説明会を開催し、事業参加者の募集を開始。今後も社会起業家に対しての積極的な支援を推し進め、全国で1,000棟の障がい者グループホームの設立を目指し、「持続可能な社会の実現」に向けた取り組みを広げていく。