2019年11月12日 14:17

集英社は、11月7日、メディアプラットフォームnoteにて、井上真偽さんのミステリー短編「目に見えない愛情」の全文無料公開をスタートした。
井上真偽さんは、いま大注目のミステリー作家。デビュー2作目の「その可能性はすでに考えた」は2016年度第16回本格ミステリ大賞の候補に、その続編「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」が「2017本格ミステリ・ベスト10」の第1位、「このミステリーがすごい!2017年版」などにランクインした。
10月4日に集英社より発売された「ベーシックインカム」は、遺伝子操作、AI、人間強化、VR、ベーシックインカムといった未来の技術・制度を扱い、美しい謎を織り込みながら、来たるべき未来を描いたSF本格ミステリ短編集。全文無料公開された「目に見えない愛情」のほか、「言の葉の子ら」「存在しないゼロ」「もう一度、君と」「ベーシックインカム」の全5編が収録されている。
定価は1400円(税抜)。