2019年09月30日 06:14

ゼブラは、社員が自宅で業務をおこなう在宅勤務のトライアル導入を、本社の企画・開発担当社員約50人を対象に10月1日より始める。
ゼブラでは、これまで在宅勤務を含めテレワーク実施の環境はなかった。全従業員の半数を占める女性社員が育児休業から復職する割合は100%だったが、復帰後は育児の都合から時短勤務になることが多く、女性管理職の比率は4.2%にとどまっていた。文具市場は働く女性向けの商品が好調で、女性社員のライフスタイルに合わせた働き方の整備が今後ますます重要となってきている。
今回のトライアル導入では、在宅勤務の効果や課題を抽出するためのトライアルと位置づけ、検証をしながらやり方を改善していく。社員が限られた時間内に集中して仕事に取り組め、企業として生産性を高められることを目指す。また、特に女性社員が育児などの家庭の事情にとらわれずに仕事で活躍し、キャリアアップできる環境を整える。