2019年09月25日 13:00

アテニアは、30代後半から慢性化する皮膚ぐすみの原因となる「糖化」に着目。肌表面の角層にある糖化物の蓄積を防ぐ成分を探索した結果、珊瑚草の全草から抽出したオイル成分に、高い効果があることを発見した。
ヒトの体は、生きるために様々な栄養成分が補充されなければならないが、その栄養成分の代表であるアミノ酸と糖は、老化に伴い結合(架橋)してしまうことで、様々な疾病の原因となる。アテニアは、この「糖化」を抑えることで知られているステロールに着目し、様々な植物から超臨界抽出したオイルを評価した結果、珊瑚草に含まれるオイル成分が、角層の糖化を抑制する効果が優位に高いことが確認された。
珊瑚草は、海辺に育つ植物で海と陸の両方の特性を有し、海の植物に多く含まれるフコステロールと、陸の植物に多く含まれるステロール類を含んでいる。本効果は、これらの成分の複合的な効果によるものと考えられている。同社ではこの研究結果を、今後のスキンケア商品に広く応用していく。