2019年09月18日 17:40

エニワンは注文住宅を受託している工務店に勤めている人を対象に、「Excelのリスクに関する調査」を実施した。

まず「業務でExcelを使用しているか」という質問には、9割以上が「はい」と回答。使用用途としては、「見積書・請求書の作成(63.0%)」「業務報告書の作成(44.2%)」「売上管理(41.5%)」などが挙がった。一方、「1件のクライアントに対して、部門をまたいで使用しているExcelデータはあるか」との質問には7割近くが「はい」と回答し、6割以上が「Excelで業務を行うリスクを感じたことがある」と回答。

具体的には、「しっかりと引き継がれなかったため、マクロの変更に苦労した」「誰かに上書きされてしまい、データがなくなってしまった」「共有ファイルを勝手に上書きされた」など。データが散在してしまうことや、数式設定などのケアレスミス、また部門をまたいでExcelデータを使用していると、複数人が同じデータを触るため、このようなリスクが発生する可能性が高まるようだ。