2019年09月02日 17:40

株式会社「シンカ」は、9月2日より顧客対応クラウド「おもてなし電話(R)」の機能を強化。既存の「全通話自動録音機能」に「電話音声テキスト化機能」を追加することにより、電話対応の「見える化」を実現した。
電話音声のテキスト化はノイズが大きく、また、電話回線を通すことにより、音質が劣化してしまうため難しいと言われてきた。シンカでは、「おもてなし電話」の通話録音により保存された電話音声データをAIの学習データとすることで、音質の良くない電話音声を実用レベルでテキスト変換することに成功した。
電話音声をテキスト化することで、社内共有や後からの検索が容易になり、属人的になりがちな電話対応について「担当者でないとわからない」状態を防ぐことができる。クレーム電話の履歴確認はもとより、退職済社員や新人の電話対応チェックなどにも活用できる。今後、AIによる「自動要約機能」など、電話対応を進化させる便利な機能を順次リリースする予定。