2019年08月27日 11:35

セイコーエプソンは、富士見事業所に「インクジェット イノベーションラボ富士見」を開設、10月より本格稼動を開始する。

エプソンは、長期ビジョン「Epson 25」の第2期中期経営計画において、基本方針のひとつとして「資産の最大活用と協業・オープンイノベーションによる成長加速」を掲げている。特に、インクジェットイノベーションにおいては、PrecisionCoreを中心としたコアデバイスを用いたインクジェットプリントヘッドの外販ビジネスとオープンイノベーションの強化を目指している。

本施設の開設は、その具体的な施策のひとつ。本施設には、エプソンのインクジェットヘッドを搭載したIJ描画装置やIJ吐出評価機をはじめ、電子デバイスの試作および評価を行うことができる一連の設備を備えており、インクジェット技術の工業応用を促進するべく、広く研究機関や企業と連携して研究を行う。

所在地は、長野県諏訪郡富士見町富士見281。

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