2019年08月15日 10:19

龍角散は、8月14日に中国・海南省ボアオ(博鰲)にて開催された健康産業フォーラム「西普会」にて、中国OTC医薬品トップメーカーである華潤三九とパートナーシップを締結した。

龍角散の主力製品である「龍角散ダイレクト」や「龍角散ののどすっきり飴」は、日本国内ではトップシェアを誇る。2010年頃よりインバウンド需要を予見したプロモーションが功を奏し、中国のネットメディアでも「日本に行ったら買わなければならない商品」の神薬として紹介され、急激に増加した中国人訪日観光客の間で爆発的な人気を博してきた。

今回の締結により、主力製品を中国市場へ展開。華潤三九は5年後までに呼吸器器官関連製品カテゴリー売り上げ80億元(約1200億円)を目指すと発表しており、今回の締結はその目標達成のための大きな要素となる。龍角散としては中国への展開も見据え、生産設備の近代化、自動化を進めており、すでに年間約6000万個もの「龍角散ダイレクトスティック」を生産する能力を有している。

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