2019年08月14日 17:52

シニアジョブでは、2018年11月~2019年7月にかけて薬剤師の紹介提案を求人企業に対して行ったうち、不採用や選考辞退となった54件のケースについてヒアリング調査を行い、そのデータを分析した。

その結果、事実とは異なる「先入観」を理由に不採用や選考辞退となっているケースが多いことが判明した。主要な不採用や選考辞退の理由に挙げられたものを詳しく分析したところ、「求職者は最繁時を避けた勤務が難しいと思っていたが、可能だった。」「求人企業はシニア人材が最新機器の扱いについて苦手だと思っていたが、得意だった」など、求職者、求人企業双方の「先入観」のみで、事実とは異なる内容であったケースは10件あり、ミスマッチ全体の18.5%を占めていた。

シニアジョブでは上記の結果も踏まえて、「先入観」を払拭するヒアリングや説明を十分に行うことはもちろん、交渉にも力を入れることで、双方が納得できるマッチングを実践していく。