2019年08月01日 11:06

秋田市竿燈まつり実行委員会は、「秋田竿燈まつり」を8月3日~6日に開催する。

約270年もの歴史を持ち、国重要無形民俗文化財にも指定されている「秋田竿燈まつり」。お盆を前に邪気を払い、身を清めるねぶり流し行事として始まったと伝えられている。米俵型の提灯を下げ、稲穂に見立てた竿燈には、五穀豊穣への祈りが込められており、最も大きい「大若」は高さ12m、重さ50kgにもなる。大きくしなる竿燈を手のひら、額、肩、腰と絶妙なバランスで次々と移しかえる迫力ある演技は圧巻の一言だ。

夜本番は竿燈大通りに約1万個の提灯、約280本の竿燈が集まり、黄金の稲穂が夜空を鮮やかに彩る。演技終了後に行われるふれあい竿燈では、竿燈に触れ、写真撮影も行える。昼の妙技会では、夜の華やかな雰囲気とはうって変わって、差し手と囃子方それぞれの技自慢たちが熱戦を繰り広げる。

場所は、「夜本番」が竿燈大通り、「妙技大会」が「エリアなかいち」にぎわい広場。

秋田市竿燈まつり実行委員会ホームページ