2019年07月23日 17:41

麗澤瑞浪中学・高等学校(岐阜県瑞浪市)は、10月19日に行われるSTEM教育プログラム「Girls’ Rocketry Challenge」(GRC)へ出場することが決定した。

2018年に実施された国際連合の調査によると、世界中の研究者と、高等教育でSTEM分野を勉強する女性は30%しかおらず、日本はわずか約15%。GRCでは、日本が目指す、2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%にするという目標、更には科学技術分野の発展を全面的に支援。特に本プログラムを通じて、科学技術分野におけるダイバーシティの推進や女性のキャリアアップにつながることを目指している。本校でも理系を選択する生徒が少ないため、そんな生徒の意欲関心を引き出し、かつ、後輩たちへの刺激になると考え参加を決めたという。

今回は6名の生徒が3人×2チームに分かれて参加するが、そのうち2年生の斎木さんは、「自分たちで作ったロケットを高く上げるために素材を工夫し、パラシュートはその形状を研究し、10月の全国大会では全国上位に名を連ねたい」と語った。