2019年07月22日 17:19

文教大学付属小学校では2018年度より、人型ロボット「Pepper」を導入している。この度、6年生の児童が総合的な学習のプログラミング授業の一環として、人口知能を搭載した「Pepper」に昔話や童話をプログラムし、7月3日の学校説明会に来校した幼稚園児に読み聞かせを行った。

学校説明会当日に向けて6年生児童は、ストーリーだけでなく「しゃべる」「動く」「画像を表示する」などのブロック化された命令を組み合わせ、読み聞かせの準備を進めた。「Pepper」が喋る速度や声の高さ、BGM等も、児童が「どうしたら園児がわかりやすく楽しめるか」という聞き手の気持ちを考え、一つ一つ設定。

当日は、保護者が説明を聞いている間、園児を対象に、代表として選ばれた児童4名が制作した「赤ずきん」などの昔話および童話が披露された。会場では「Pepper」の独特な言い回しや動きに園児から笑いが起こり、聞きなじみのあるストーリーに挿入される児童オリジナルの呼びかけにも聞き入っていた。