2019年07月19日 04:42

東京急行電鉄は、2018年7月から開始した、落書きなどに悩む未活用壁面を活用する街メディア事業「ROADCAST」について、当初目標としていた渋谷エリアの壁面100カ所の借用が完了し、同時展開が可能となったため、8月から本格運用を開始する。

本事業は、渋谷エリアの路地裏に多く点在する住居や店舗などの未活用壁面を、同社が一括して借用し、それらを同時展開することで街を丸ごとメディア化。プロモーションやアート作品展示などを行うことで、新たな文化の発信、街の活性化を目指す事業。「社内起業家育成制度」の第4号案件として立ち上がり、さまざまな企業とコラボレーションして12件のテストマーケティングを実施してきた。

本格運用の第1号案件では、ソニーとともに「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN(ネクストジェン)」を実施。「STREET」「UNDERGROUND」「公募作品展」の3つの新たな都市型アート展を展開する。