2019年07月10日 10:47

アサヒビールは、パナソニックと「高濃度セルロースファイバー成形材料」を活用した、世界初のビール用カップ「森のタンブラー」を共同開発した。
「森のタンブラー」は、高い形状自由度とリユース可能な強度を実現するとともに、画像や文字を自由にデザインすることができるため、各種イベント等においてノベルティ・記念品としての活用も期待される。また、カップ表面にセルロース繊維由来の細かな凹凸を施すことで、ビール類の持続性のあるきめ細かな泡をつくりだす特長がある。「高濃度セルロースファイバー成形材料」は、間伐材などの木材から精製したパルプを主原料としているため、自然由来の木の風合いを楽しめる。廃棄する際にも紙製品として分類することができ、プラスチックごみの低減にも貢献する環境にやさしい素材だ。
8月9日・16日、9月(日程未定)には、小湊鉄道が運行するSATOYAMAトロッコ「涼風ビール列車」にて、森のタンブラーで「アサヒスーパードライ」の生ビールを提供する。