2019年07月03日 11:03

誠文堂新光社は、7月2日、「デジタルカメラで昆虫観察」を刊行した。

代表的な昆虫観察といえば「昆虫標本」だが、「標本」では野原で飛んだり動き回る、昆虫の生きた姿は観察できない。スマートフォンやコンパクトカメラ、あるいはデジイチなど、身近にあるデジカメを使って昆虫を撮影することで、目にも留まらぬ動き、極小のものを大きく拡大、遠くのものを見る、長時間記録を取るなど、手軽に、そしてより詳しく昆虫の観察ができる。

本書は、昆虫写真家の大家・海野和男さんが、まず昆虫について基礎知識を解説し、探し方の基本から、観察に必要なもの、昆虫を捕まえた後の注意、デジタルカメラで昆虫をどのように撮影して、その後どう観察すればよいかを教えてくれる。デジタルカメラを使って昆虫の世界をのぞく楽しみ方が満載の1冊だ。

定価は1800円(税抜)。

誠文堂新光社