2019年06月18日 15:29

OKIワークウェル(OWW)は、6月10日~14日の5日間、岐阜県立可茂特別支援学校で、高等部3学年を対象に「会社に行かない働き方(在宅勤務)」を体験する遠隔職場実習を実施した。

今回の遠隔職場実習では、学校の要請を受けて、OWWの社員が講師を務めた。重度障害があり通勤困難で在宅勤務をしている自らの体験・経験を活かし、自宅からネットワーク経由で、在宅勤務で最も重要なコミュニケーションなどのビジネススキルと、文書作成技術などのITスキルについて、実習を交えた指導を行った。

OWWでは現在、全国20都道府県において計54名の通勤困難な重度障害者が在宅勤務している。障害者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、このほかに特別支援学校(肢体不自由)の児童生徒・保護者を対象とした「出前授業」も実施。今後も、子どもたちの勤労観・職業観を育成するキャリア教育への支援活動を続けていく。