2019年06月14日 09:57

日本料理アカデミー検定協会は、5月、「日本料理アカデミー検定」を創設した。
この検定では、2013年に国連教育科学文化機関によりユネスコ無形文化遺産「和食;日本人の伝統的な食文化」として登録された日本の食文化や料理技法について、知識と技術を評価し、合格者を「日本料理の技法」取得者として認定する。日本料理が培ってきた技術と知識が、正確に普及していく環境を整えるべく、国内海外を問わず、また人種、性別、国籍や料理の専門分野を問わず、広く公平に検定を実施することにした。
同検定協会では、より多くの人々に日本料理の文化を知り継承してもらうために、「基礎検定」は無料で受検できるシステムにした(上級者向け検定は有償で提供予定)。また、誰でも受検できるように、スマートフォンまたはPCでいつでも受検できるシステムとなっている。
6月より「基礎検定」を日本語で開始(英文での試験も順次準備)。