2019年06月12日 04:30

ディスカヴァー・トゥエンティワンより、「子どもに迷惑かけたくなければ相続の準備は自分でしなさい 2019年法改正完全対応 改訂版」(五十嵐明彦:著)が刊行された。

2015年の税制改正によって、基礎控除の額(相続税がかからない財産の上限金額)が大きく引き下げられた。その結果、国内企業の監査業務に携わる著者のもとに相続の相談に来る人の半分は、改正前であれば相続税がかからなかった人からのものになっているという。また、家庭裁判所で行われた遺産分割調停のうち、相続財産が5000万円以下の案件が全体の75%だったというデータもある。

本書は、「子どもに迷惑をかけない」という視点で、相続の準備から節税、実際の手続きに至るまで、わかりやすく解説している。さらに、40年ぶりの改正が2019年7月から順次施行されるが、その点に関する新たな解説も加えた。詳しくはこちら。価格1200円(税抜)。