2019年06月07日 16:57

長崎県西海市の地域商社「西海クリエイティブカンパニー」は、新たな地域産品として、長崎県西海市の海で水揚げされる未利用魚「バリ(別称:アイゴ)」を使った干物「BARI KUN」を開発した。

バリはフグのようなしっかりとした肉質とアジのような程よい脂のりが特徴だが、水揚げ後すぐに〆て捌かなければ臭みが回ってしまう繊細な魚でもあり、その美味しさを経験できる人は極わずかだと言われている。「BARI KUN」は、水揚げ後の複雑な下処理や最適な保存管理を地元の漁業協同組合と漁師が担当することで、臭みがなく磯の香りと旨味が口中に広がる逸品に仕上げた。

魚本来の味わいをより堪能してもらうため、老舗干物専門店に加工を依頼し、味わい深く旨味が凝縮された「BARI KUN」が完成。汐干し・桜干し・味噌漬けの3種類を用意しており、焼いて食べるだけでなく、サンドウィッチやパスタなど料理の具材としてもおすすめ。