2019年06月03日 14:57

第一精工および、凸版印刷は、センサやAIを組み合わせ食品の品質管理や空間上の臭気検知などの課題を解決する匂いセンシング事業を、アライアンス体制で推進することに合意した。

本アライアンスでは、第一精工が開発する匂いセンサ「nose@MEMS(ノーズアットメムス)」を使用した匂いのセンシングに加え、凸版印刷が提供するAIによってセンシング結果の解析を進めることで、匂いの識別や判断を実現。今後両社はセンサ、AI、データベース、アプリケーションといった一連の「匂いセンサエコシステム」の構築を目指す。

あわせて7月、第一精工はこれまで開発を進めてきた匂いセンサの評価用サンプルを、第一精工のセンサブランド「I-PEX Sensors」から発売する予定。本アライアンスの取り組みについては、展示会「Smart Sensing 2019」(会期:6月5日~7日、会場:東京ビッグサイト)の会期中、第一精工ブースにおいて紹介する。

第一精工 / 凸版印刷