2019年05月30日 13:51

マルシェ「いっぴんいち」が、今年6月に53年の歴史に幕を下ろす第一田町ビルで、6月2日(日)開催される。本イベントは、取り壊されるこのビルに感謝の意を示し、ありがとうを伝える「棟下式(むねおろしき)」プロジェクトの一環として行われるもの。
カレー、コーヒー、果物、プリン、パンなどの専門店が揃い、自慢の逸品を一品(1種類)だけ持ち寄って、1日限りの新しい商店街を作る。オンラインショッピングが浸透してきている世の中で、売り手と買い手が直接交流する買い物の楽しさを感じてもらえるよう、出店者にはあえて商品を1種類に限定。商品へのこだわりなど会話を楽しんでもらうよう工夫を凝らした企画となっている。
今回は、東京港醸造やKASAなど、田町周辺の店舗からの出店に加え、第一田町ビールなどのオリジナル商品など、こだわりの商品を提供する14店舗が集まる。また、各種ワークショップや、大人に混ざって子どもたちも自分で作った自慢の逸品を販売する「こどもいっぴんいち」も出店する。