2019年05月28日 10:29

ジェイテクトは、自立歩行支援を目的とした介護機器「J-Walker テクテック」の開発に着手した。

ジェイテクトは、2017年4月に新規事業推進部を組織。少子高齢化・環境・エネルギー問題といった将来の社会課題に対するニーズと同社の既存事業で培った技術やノウハウといったシーズを掛け合わせ、新規事業の立ち上げを推進。2018年8月に販売開始のパワーアシストスーツ「J-PAS」に続き、今回、自立歩行支援を目的とした介護機器の開発に着手した。

「J-Walker テクテック」のキャッチコピーは、「いつもの歩行器にウォーキング理論をプラス」。日本では、高齢化社会が進行し、社会保障費・介護士不足が深刻な問題となってきており、健康寿命延命する手段が求められてる。本商品では、自立歩行が困難になってきた要介護者の歩行支援を促し、さらには自立度を向上することを目的に、トレーニング機能を保有することが特長だ。

介護施設および家庭での使用を想定し、2020年度の販売開始を目指す。

ジェイテクト