2019年05月16日 13:22

カシオ計算機は、今年10月より導入予定の軽減税率に対応し、10%と8%の2つの税率計算が簡単に行える「軽減税率電卓」2機種を、6月7日より発売する。

新製品は、本体に2つの税率キーと「税計算合計」機能の採用により、10%と8%の税率が混在する計算でも、税込総額・税抜総額・税総額の算出が可能。これにより、10%と8%の合計額を計算する際、10%の品目の計算を行ってから、次に8%の計算をするといった煩雑さを軽減する。また、それぞれの税率による税込総額・税抜総額・税総額もワンタッチで表示することができる。

さらに、2023年より導入予定の適格請求書等保存方式(インボイス制度)にも対応しており、請求書や納品書の記載必要項目である総合計・消費税合計・税率ごとの総額/税総額を一度に算出することが可能。軽減税率対象品目を取り扱う小売店や卸売業者、テイクアウトに対応した飲食店、また確定申告の際に経費の計算が必要になる個人事業主に最適なモデルとなっている。