2019年05月13日 15:57

大崎電気工業は、集中自動検針システムの新しいラインナップとして無線検針システム「ハンディ検針」を販売する(共同開発:大崎データテック)。
古い雑居ビルや、中小規模のペンシルビルでは検針システムがないため、テナント一軒一軒目視で検針しているという現状が多くみられる。多くの作業時間がかかる上、人的ミスによる誤検針や転記ミスが発生するリスクがあった。
「ハンディ検針」は、省人化に貢献するシステムとして、小規模物件から中規模物件を管理する管理会社を対象に開発した。電力量計と無線子機を設置するのみで、検針システムや中央監視装置がないビルにも電力量計の更新タイミングで簡易に導入を可能とした。ハンディ検針の導入により、目視による誤検針や転記ミス、作業時間の短縮を実現。将来的には、OSAKIクラウド検針サーバー(OSCAMサーバー)との連携により多拠点管理や検満管理などのサービス提供を目指していく。