2019年04月22日 08:45

誠文堂新光社は、5月10日、「増補改訂 宇治抹茶問屋4代目が教える お抹茶のすべて」を刊行する。

茶道に欠かせない抹茶は、いまや抹茶ラテをはじめとしたドリンクやスイーツにも広く使われ、世界で親しまれている。一方で、「茶道の歴史」については多くの記録が残るものの、伝統文化を支えてきた抹茶自体は、消えものとして扱われ、生産や加工方法について「抹茶の歴史」が記されることはほとんどなかった。

本書は、日本唯一ともいえる「抹茶」自体の歴史を扱う解説書。日本茶好きや茶道・茶業関係者に向けて、抹茶の歴史や文化をはじめ、生産、品種からおいしい味わい方まで、京都宇治の老舗抹茶問屋4代目が知る「抹茶のすべて」を詳しく解説する。なお、本書は2015年に発行された「宇治抹茶問屋4代目が教える お抹茶のすべて」に32ページ追加し、加筆修正をおこない増補改訂したものとなる。

定価は1800円(税抜)。

誠文堂新光社