2019年04月16日 16:24

凸版印刷は、新機能パッケージ、「チューブなパウチ」を開発、4月よりサンプル出荷を開始する。

本製品は、一般的なラミネートフィルム製パウチに用いられる層構成のフィルムを筒状に加工し、先端にプラスチック成型品の注出口を取り付けた容器。従来のラミネートチューブの胴体厚みが0.3mm前後であるのに対し、本商品は最薄0.03mmに設定。また胴体のフィルムを封筒状に折り畳む加工を施すことで、胴体を握った時の弾力が軽減。従来のラミネートチューブより、中身が容易に絞りやすくなっている。

また、胴体フィルムに、同社が開発した世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルム「GL BARRIER」を使用し、容器全体のフルバリア化を達成。さらに胴体フィルムの厚みを薄くしたことで、ラミネートチューブと比較して、プラスチック樹脂の使用量を30%以上削減した。