2019年04月15日 15:39
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鴨川シーワールドでは、4月14日(日)に、飼育下で保護・繁殖した絶滅危惧種の水生昆虫シャープゲンゴロウモドキの幼虫を、県内の山間部にある保全地に放流した。

鴨川シーワールドでは、2010年2月より、千葉県シャープゲンゴロウモドキ保全協議会の一員として、シャープゲンゴロウモドキの保全活動を推進している。2010年2月に辻功氏(千葉シャープゲンゴロウモドキ保全研究会)より6個体(雌雄各3)を譲り受けて水族館での繁殖活動(生息域外保全)を開始。これまでに約1400個体にのぼる生息域外保全個体を確保してきた。

2019年も2月28日に今年初めての幼虫のふ化が確認され、4月13日現在114個体がふ化。この間に地元地権者の協力も得ることができ、保全地の整備なども進んだことから、今回、幼虫および成虫を辻功氏の域外保全個体とあわせて105個体を再導入した。幼虫は、今後 蛹(サナギ)の段階を経て約25日で成虫となり、翌年の早春には産卵をすることが期待される。