2019年04月11日 09:17

日本対がん協会は、4月10日、がん告知経験者や家族向けに新SNS「サバイバーネット」の本格運用を開始した。

「サバイバーネット」は、ネットに登録して、自分の病歴や体験談、患者会の情報などのプロフィールを入力。公開できる情報の範囲を指定するなどして、自分に近い人を検索してつながる機能を持っているのが特徴だ。

登録者は現在の気持ちや体調などを写真付きで発信するタイムライン機能や、日記形式で記録をするダイアリー機能を使い体験などを登録者に公開することができる。同じ病気や立場・使用した薬などの公開情報から検索し、友達申請を行いメッセージのやり取りを通してつながりを作ることが可能だ。また、登録者同士でグループを作って連携しあえる機能は、患者会活動の目的や内容などを共有できイベント企画や連絡にも使える。患者会の活動状況や企画したイベントは、「がんサバイバー・クラブ」のホームページに自動連携されることで、広く告知することができる。

利用料は完全無料。

サバイバーネット