2019年04月09日 10:16

阪神電気鉄道は、今春、小学校に入学する沿線の子どもたちへの入学祝いとして「阪神電車オリジナル下敷き」を贈呈する。

この取組みは、2008年春から毎年行っており、今回が12回目。今回のテーマは、好評だった2018年に引き続き、「みんなが困る アカンを探せ!」。成長に伴い利用機会が増加する鉄道の様々なマナーについて、良い例、悪い例をイラストで描き、友達、保護者、先生などと話し合うことで、沿線の次世代を担う子どもたちに、マナーについて考える機会を作ってもらいたいという思いを込めた。裏面の「阪神電車 沿線マップ」では、阪神沿線の特徴的なスポットを紹介し、子どもたちが地域について学ぶきっかけになることを目指している。

また、同社では、駅長が沿線の小学校に出向き、マナーや鉄道の仕事などを説明する「出前授業」を実施しており、この授業でも、あえて正解を明示していないこの素材を使用することで、「マナー」というテーマを通じ、自分自身で物事を考えるきっかけづくりを図っている。

阪神電気鉄道