2019年04月04日 15:47

ディップのディップ総合研究所は、非正規雇用で働いている15~59歳の男女(学生除く)9,365人を対象に「正社員就業に関する意識調査」を行い、その結果を公開した。
調査によると、「正社員で働けるのであれば働きたい」と回答した非正規雇用者は64.1%。そのうち68.8%は、不本意非正規ではないが、正社員を希望するいわゆる「隠れ不本意非正規」だった。また、「転職活動したが、採用されなかった」「正社員就業を希望していない」人を除くと、「年齢が壁になり採用されなさそう」23.4%、「経歴が不安」19.7%、「自分にできるか仕事か自信がない」17.0%、「職場になじめるか心配」16.2%などの不安を持っていることが分かった。
それらの不安を払拭し、応募に踏み出してもらうための対応としては、募集原稿に「就職後すぐに行う仕事の具体例」や「職場の雰囲気」がわかる写真や動画を掲載することや、非正規雇用者が自分の現状とマッチし、背伸びせずとも応募できる仕事かを判断できる情報の提供が大切だといえそうだ。詳しくはこちら。