2019年04月04日 11:18

島根県立津和野高等学校は、スイスの家具メーカー「Vitra(ヴィトラ)」と協働し、職員室のレイアウトや家具を刷新した新職員室「センセイオフィス」を完成させた。

1950年創業の「Vitra」は、世界的なデザイナーの創造性と自社の開発力によって製品とコンセプトを生み出し、そのデザインの力を通してホーム、オフィス、公共スペースの空間の質の向上に貢献している。

「センセイオフィス」プロジェクトは、先生の働く環境を改善し仕事の能率を上げることで、生徒と関わる時間や質の向上を目的に2018年12月より進められてきた。これまで先生は、執務作業、打ち合わせ、生徒との面談、食事など多くの業務を個人デスクのみで行っていたが、「センセイオフィス」では、複数の機能を持つスペースを設け、業務に応じて職員室内を自由に移動しながら働けるようになる。個人デスクに留まることなく移動しながら働くことで、長時間同じ姿勢でいることを避け、健康的に働くことも可能にした。

島根県立津和野高等学校 / Vitra