2019年04月03日 11:46

グローバルウェイが運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、「労働時間の満足度が高い都道府県ランキング」を発表した。
厚生労働省の「毎月勤労統計調査」等を見ても、労働力不足などの事情もあってか、労働時間は都会より地方のほうが長くなりがちだといわれている。働き方改革など国をあげての取り組みにより、日本の長時間労働は是正されつつあるが、各地域で働く人たちは、労働時間に関してどう感じているのだろうか。
「労働時間の満足度」評価の平均点を都道府県別に抽出したランキングTOP10には、東京や京都、大阪、愛知など、三大都市圏の都道府県が多く入っているが、地方に目立った偏りはないようだ。1位の沖縄では、他の都道府県に先行し、労働局が「働き方改革推進本部」を立ち上げ、県内の企業へ取り組みを促している。また、東京では「TOKYO 働き方改革宣言企業」制度を創設して奨励・助成事業、コンサルティング等を行っているほか、2020年に向けて特に労働安全衛生の確保に力を入れている。