2019年04月02日 13:54

資生堂は、3月31日、資生堂(中国)投資有限公司を通じて、世界最大手Eコマース企業の一つであるAlibaba Group(アリババグループ)と、強固な戦略的パートナーシップの実現を目的に戦略業務提携を締結した。
この提携の実行のため、中国浙江省・杭州のアリババグループ本社の近隣に、同社との提携業務に特化した「資生堂×アリババ戦略連携オフィス」を新設。アリババグループとのパートナーシップを強化するために専用オフィスを開設するのは、日本企業および全世界の化粧品会社で初の試みとなる。
今回の戦略業務提携の締結によって、資生堂の研究開発力と、アリババグループの持つビッグデータと消費者インサイトを融合することにより、商品開発、ブランドマーケティング、Eコマース、CRM等の幅広い領域を強化する。これにより、中国市場向けの新商品開発や、中国の消費者のニーズに適したサービス提供を行い、若年層などの新たな顧客層の獲得を目指す。