2019年04月01日 15:24

大阪府内で賃貸住宅の提供などの事業を行う大阪府住宅供給公社は、団地のコミュニティ形成を図るための、2019年度の事業計画を策定した。
まず、コミュニティ形成や生きがいづくりのため、これまで禁止してきた団地内の屋外空間の活用を可能にし、入居者や地域住民が野菜づくりなどの菜園を楽しむことができる菜園を整備して、団地の魅力を高める。また、2019年3月に連携協定を締結した桃山学院教育大学(堺市南区)や大阪市立大学(大阪市住吉区)との連携によって学生の入居を促進し、若年者の入居による団地コミュニティの活性化をめざす。
また、隣接する住戸2戸を1つにつなげるリノベーション住宅「ニコイチ」に関しては、2019年度は、地元産材の使用を新たなコンセプトに加えて民間事業者から提案を求める。茶山台地域(堺市南区)建築」設計コンクールで選定されたプランの事業化に向け、グランプリと準グランプリの2作品の実施設計を行う。