2019年03月29日 08:26

グラファーは、住民が市役所へ書類を提出する際の「手書き作業」を減らす実証実験を鎌倉市と共に開始した。

グラファーは2018年11月、鎌倉市のライフイベントに関わる行政手続きをウェブ・スマートフォンでわかりやすく案内する「鎌倉市 くらしの手続きガイド」試験運用版の提供を開始。そして今回、「鎌倉市 くらしの手続きガイド」で洗い出された提出書類をウェブ・スマートフォンで事前に作成できる「Graffer 窓口印刷」の提供を開始した。フォームに必要項目を入力し、表示されたQRコードを鎌倉市役所の本庁舎1階受付に置かれた専用端末へかざすだけで、住民は事前に入力した情報が記入された提出書類をまとめて印刷することができる。

今回の実証実験では、手続き書類を作成するときに繰り返し記入が求められる4つの項目(氏名・住所・生年月日・電話番号)を事前入力の対象とするが、今後は住民の活用状況に応じて項目を増やす予定だ。

鎌倉市 くらしの手続きガイド