2019年03月27日 12:02

千葉大学環境ISO学生委員会は、小学生向けの出前授業「エコ教室」に使用する新教材「お買い物診断」を、セブン-イレブン記念財団から助成を受けて開発した。
「エコ教室」とは、NPO法人千葉大学環境ISO学生委員会の事業の一つ。小中学生の子どもたちを対象に、環境問題について説明し、ゲームなどを通して環境にやさしい行動ができる人材を育成する出前授業で、同委員会が2008年度より東京都・千葉県の小学校を中心に行っている。
新教材「お買い物診断」はカードゲーム形式で、カードを用いて行う「買い物シミュレーション」では、おつかいという設定のもと、「値段」「環境」「思いやり」それぞれに重点が置かれた商品の中から自分で商品を選ぶ。その結果はレーダーチャートの作成によって「自分が買い物をするときに何を重視しているか」を可視化できる。さらに、環境ラベルが描かれたカードを用い、児童が楽しみながらそれぞれのラベルの意味を理解していくことができるように工夫されている。