2019年03月26日 13:47

ヘラルボニーは、新発見ができる「ミュージアム」として、建設・住宅の「仮囲い」を捉え直す地域活性企画、「全日本仮囲いアートプロジェクト」を、渋谷区の全面バックアップにより始動した。

知的障害のあるアーティストが描くアート作品をプロダクトに落とし込み、社会に提案するブランド「MUKU」を運営するヘラルボニー。そんなへラルボニーが手掛ける本プロジェクトは、建設現場の仮囲いが活用できていない課題を解決し、新たな価値を創出することが目的。伝える×選ぶ×繋ぐの3つをキーワードに、企業姿勢を体現する「媒体」として仮囲いを機能させようと試みている。建設会社のサポート費用が、福祉施設/アーティストに還元される仕組みで、契約福祉施設にアート使用料を支払い10%(業界平均3%)、アーティスト本人に支払い3%となっている。

第1弾設置場所は、高齢者ケアセンター跡地複合施設(仮称)。シブヤフォントのアート作品が、2019年3月18日(月)~2020年11月まで実装される。