2019年03月25日 12:24

大和ハウス工業は、経済産業省と東京証券取引所が女性活躍推進に優れた上場企業を選出する平成30年度「なでしこ銘柄」に選定された。なお、同社の「なでしこ銘柄」選出は、2015年から5年連続となる。

同社では、多様な人財が活躍できる環境を整備するため、職場風土の醸成や社会全体の意識改善につながる取り組みを進めている。社内においては、2007年に導入した人事制度「ハローパパ制度」を改善して、育児休業の当初5日間を有給化し、男性の育児休業取得を促進。男性の育児参画を通じて女性活躍推進の優先課題でもある働き方改革の改善に繋げている。また、建設現場での4週8休(2021年4月達成目標)を目指し、ロボットや新工法の開発など、現場で働く職方の労働環境改善にも努めている。

社外においても、共働き世帯が抱える家事の時間的・心理的負担を軽減する戸建住宅「家事シェアハウス」を積極的に提案することで、男性の家事参画意識を社会に訴求。これらの取り組みが評価され、「なでしこ銘柄」に5年連続で選定された。