2019年03月22日 15:46

心臓弁膜症や血行動態モニタリングを中心とした医療技術を提供するメーカーの日本法人、エドワーズライフサイエンスは、全国60歳以上の男女600人に対し、心臓弁膜症に関する意識調査を実施した。

調査によると、60歳以上の回答者のうち、心臓弁膜症の詳しい症状まで知っていると答えたひとは1割未満であり、加齢に伴って増える疾患だと認識しているひとも2割のみで、「自分ごと化」されていない傾向が明らかに。心臓弁膜症の認知度については、「詳しい症状まで知っている」と答えたひとは全体の7.2%に留まったが、一方で、「知らない」と答えたひとも同じく7.2%だった。

また、75.6%が「心臓の弁に障害が起きて血液の流れが悪くなる病気である」を選択したが、 「加齢に伴って、弁膜症の罹患が増える」と回答したひとは23.2%に留まった。さらに、「心臓弁膜症の検査を受けたことがある」と回答したひとは2割で、検査率が低い現状が浮き彫りになった。