2019年03月18日 15:59

こゆ地域づくり推進機構は、2018年5月に日本遺産に認定された新田原(にゅうたばる)古墳群のブランドサイトを公開した。

これは、自然環境や歴史文化といった地域資源を地域ぐるみで観光客に伝える「エコツーリズム」の取り組みのひとつ。新田原古墳群を「稼ぐ古墳」と再定義し、訪日客を中心に地域体験を提供することで、地域経済の活性化につなげる。地域体験プログラムは、2019年4月より順次公開予定。

全国には約16万基(古墳・横穴を含む)の古墳があるとされているが、日本最大級の古墳とされる仁徳天皇陵古墳(大阪府)や、石室の壁画で知られる高松塚古墳(奈良県)においても、独立したメディアでの積極的な情報発信は行われていない。

「日本遺産 新田原 ウェブサイト」は、新富町の地域資源である新田原古墳群について、地域体験の場として活用するためのベースとなるメディア。歴史的価値はもちろんのこと、地形、景観といった要素も活用し、訪日客を含めた多様なゲストに地域体験を提供する。