2019年02月28日 14:36

日本カルミックは、2019年3月より、全国の学校に向け、女子トイレに「ハローキティ」をデザインした生理用ボックス(製品名:サニッコ)を設置する。

従来型の生理用ボックスは、大量の血液が投入されるにもかかわらず、常温放置されることで悪臭や虫が発生するほか、雑菌増殖による感染症の危険を孕んでいる。それにも関わらず1980年代から機能面に変化がなく、現在でも手で直接開閉をしなければならないものが多い。日本カルミックは1992年よりこの問題解決に取り組み、定期的にボックスを回収して洗浄するレンタルシステムや、センサーによるタッチレス開閉、中が見えない二重蓋構造などを採用してきた。

今回、新たな試みとして、全国の中学、高校、大学の女子トイレに設置する「サニッコ」に、広く安心・安全のイメージを持つ人気キャラクターである「ハローキティ」をデザインすることを決定した。またこのボックスの上部には、月経困難症を啓発するステッカーを掲示し、同症状に対する啓発活動を行う。