2019年02月26日 17:13

河出書房新社が主催する「大人の塗り絵コンテスト」展覧会が、3月2日より、東京Bunkamuraギャラリーにて開催される。

「大人の塗り絵」シリーズは刊行直後に「脳トレ」の一つとして大ブームを巻き起こし、たちまちベストセラーに。今年2月には総計発行部数700万部を突破。13回を迎える「大人の塗り絵コンテスト」には、毎年6000通を超える応募が寄せられるという。一方で、その作品たちは近年、どんどん「進化」しており、たとえば「大人の塗り絵 ルノワール編」の「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」は、すべて同じ下絵を塗ったにも関わらず、クレパスで元の油絵の具に忠実に描こうと取り組んだものや、「この少女が来日したら、こんなおしゃれをさせてあげたい」という想いを込めて描かれたりと、作者たちの個性や工夫が爆発している。

入賞・入選作300点を一堂に集めた展覧会は、3月2日 Bunkamuraギャラリーで開催。その後、兵庫県西宮市に巡回する。