2019年02月20日 17:06

山と溪谷社は、2月15日、「世界の仕組みを物理学で知る」を刊行した。
20世紀に入って、目覚ましい進展を見せている物理学。特に相対性理論と量子力学は、人類の思考を根底から支配している常識を覆した。相対性理論によって宇宙飛行や核エネルギーなど、最先端の技術が生まれ、私たちの日常生活に切り離せないパソコンやスマートフォンは量子力学の応用から誕生した。また生命の謎や宇宙の誕生も量子論によって解き明かされようとしている。
文系の人にとっては、難しいという印象しかない物理学だが、物理学を知ることによってものの見方、世界の見方が大きく変わってくる。本書では、全く数式を使わないで、世界の仕組みの不思議を、物理学の最新理論を使って、日本を代表する物理学者松原隆彦博士が誰にでも分かるように解き明かしていく。
定価は1400円(税抜)。