2019年02月20日 09:12

セキドは、商船三井、MOLマリンと共に、MOLマリンが運航管理するケーブル敷設船の海面下の状況を、水中ドローン(Remotely Operated Subsea Vehicle、水中ROV)を用いて確認する実証実験を実施した。

一般的に、船外機器や船底の汚損が生じると、船速の低下や燃費の悪化等、本船の運航に影響を及ぼす可能性があるため、当該部の定期的な点検や清掃を行う必要がある。従来は、ダイバーを起用した潜水での点検作業を行ってきたが、気象・海象が作業に影響を及ぼし、時間と費用が嵩むケースがあった。

実証実験の結果、水中ROVの操作性や撮影した画像の精度を確認し、従来のダイバーによる確認と代替可能な手段として効率的かつ安全・確実な方法であることを確認。セキドはこれからも、水中ドローンなど新たな技術を積極的に取り入れ、様々な現場での点検作業の効率化と安全性の向上を追求していく。

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