2019年02月18日 15:33

中国・小売業No.1の大手EC&小売インフラカンパニー京東集団(ジンドンしゅうだん)は、今年の春節期間(2019年2月3~8日)における京東集団の各小売プラットフォームでの消費状況報告を発表した。

春節(旧正月)は中国で最も盛り上がる大型連休であり、この期間中では消費活動が積極的に行われる。京東が春節期間で開催した「春節キャンペーン」の累計売上高は、昨年比で42.7%増加。また、消費傾向として、20~30代の年齢層による消費が多く、商品選択の多様化に伴い、品質を重視する傾向が強くなっていることがわかった。

春節期間の特徴として親戚に贈り物をする習慣から、贈答品の売れ行きもよく、「学習参考書」や「高齢者向けの健康関連商品」、縁起物として「貴金属製品」などが人気となった。また、家族団らんで過ごす習慣から、春節期間中の食品・飲料の消費は非常に多く、最も売上高の伸びが良かった品目は、「冷凍食品」「家禽製品とたまご」「海鮮」だった。