2019年02月15日 15:43

フィールドアシスタントは、2月23日~3月10日まで、元南極観測船「SHIRASE 5002」の船内で火星へ向かう宇宙船を想定した模擬宇宙生活実験「SHIRASE EXP.0(シラセエクスペディション・ゼロ)」を実施する。

往復3年掛かるとも言われる将来の有人火星探査。「SHIRASE EXP.0」は、SHIRASE 5002を地球から火星へ向かう宇宙船と見立てた、日本で初めての民間による模擬宇宙生活実験だ。船内には外部と隔離された「宇宙船エリア」を設け、その中でクルーたちが16日間にわたり共同生活を行う。実際の火星でも想定される「往復6分のタイムラグ」の交信の中で与えられる様々なミッション、あるいは模擬宇宙服を着用して行う船外活動(EVA)を通して、閉鎖環境の中でチームとして暮らしていく方法を検証する。

この実験に先立ち、開始前日の2月22日に記者会見を開催。また実験終了予定となる3月10日には、実験エリアから退出直後のクルーが同席のもと、同じく記者会見を開催する。

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