2019年02月13日 15:59

住友商事は、調剤薬局事業における基盤拡大の布石として、2月から調剤併設型ドラッグストア「トモズ」の松戸新田店にて、調剤業務の効率化に向けた調剤オペレーション自動化の実証実験を開始する。

本実験では、シロップ・粉薬・軟膏など薬の形状に合わせた各種調剤機器に加え、一包化を行う機器等を導入することにより、薬剤師の監督のもと、調製・収集業務の約9割を自動化・半自動化する。特定の薬に対応した機器を設置する薬局は近年増えているが、本実験のように大規模に自動化・半自動化を図るのは国内初の試みとなる。

本自動化により薬剤師の業務を効率化できる見込みであり、薬剤師はより付加価値の高い患者との対面業務に注力することが可能となる。また、本実験を通じて、分包センターをはじめとした欧米諸国の新たな事業モデルに対応できるよう知見を集積していく。